Earthworks QTC30 Matched Pair

Pinocoaがメインマイクに採用しているEarthworks QTC30 Matched Pairの実力は!?

先日ブラームス没後記念アルバムの収録に早速 Earthworks QTC30 Matched Pairを使用してみました。

極めてフラットな無指向性コンデンサーマイクであります。

実はEarthworks QTC30 Matched Pairの購入の際、DPA 2006と最後の最後まで悩みました。

ホームページで試聴に試聴を重ね、Earthworks QTC30 Matched Pairに決定。

DPA 2006の誠実さはそれはそれで大好きなのですが、Earthworks QTC30には良くも悪くもコクがあるような気がしました。

無指向性のマイクにキャラクターを持たせる事自体本末転倒と言われそうですが、このほんのわずかなコクというキャラクターがある種小さい飛び道具にならないかと思った次第です。


その決断は大成功だったと言えます。

さて、早速聴いてみましょう!

※全ての音源はMP3 320kbpsです。

※ZOOM F4 を使用。

※全音源©Pinocoa

演奏:堀 裕貴

Piano : YAMAHA S400B


Earthworks QTC30

まずは、一切の加工なしの完全スッピン状態の音源

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この日は前回設置のマイク位置を軸に配置してしまい、少し篭り気味に。

そこでEQを使い針を刺すようなくらいの微調整で中域をスッーーーと抜いてやります。

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スッピンの方が良いという見方もできますが、よりスッキリしたければEQという針で少し刺してみてもいいかもしれません。

さて、ちなみに他のマイクロフォンではどうなるのか!?

BEHRINGER B-2PROという指向性を切り替えられるタイプの大口径マイクロフォンを2個ステレオペアで並べて同じ位置から録音。


BEHRINGER B-2PRO

まずは同じように加工なしのドスッピン!

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次にQTC30のテスト時と同じパラメータで編集した音源!

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QTC30はピアノの芯の部分までしっかり捉えて、コクがあることが分かります。

明らかに個性を主張しています。無指向性マイクなのに。。。(笑)

しかし、それがかなりお気に入り要素になりました。

Earthworks QTC30はマイクセッテイングはもちろんのこと、このコクという個性を上手に利用することが最高のサウンドを収録するポイントになるのではないかと考えています。

 さて、もう一つQTC30 の試聴をしてみましょう。


Earthworks QTC30

編集加工なし

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編集加工後

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いかがでしたか?

Earthworks QTC30は良いマイクロフォンだと思うので、これからどんどんワンポイント録音を見極めていきたいと思います。

マルチ録音の際もどっしりした実力と個性的なコクで全体の軸になってくれることでしょう。