黒住教春の二大祭り〜教祖大祭と御神幸のカメラマンをしてきた。

4月1日の教祖大祭と2日の岡山の街全体で行われる御神幸の撮影依頼を受け、カメラマンとして二日間同行しました。※当記事の写真はすでに黒住教へ譲渡済みのため、すべての写真©は黒住教となります。

黒住教の朝は早い。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ご日拝と呼ばれる、日の出を拝む儀式が毎日ある。

そのため、本部のある岡山神道山では、毎日、日の出前に日拝の準備をし、日の出ととも祈りを捧げる。

そのため、1日の行事も朝早く、前日31日から三木市こなやへ前乗りし、早朝3時に岡山神道山へ向け出発しました。

出発したといっても、まだ二日酔いにもなっていない酔っ払いの私。。。車の中でひたすら寝る。。。

 

こちらは早朝の宗忠神社からの写真で、朝日が神社に差し込む様子。

夕方より、翌日の御神幸の撮影のため、下見と打ち合わせ。

担当の方と全ルートを一通り周り、撮影ポイントや人通り、車通りなど、また、ビルの高さとそのエリアの通過予定時刻を考慮し、光源の強さ(曇りの予報だったので下見では雲ディフューザーありの計算が見事に晴天)を計算しながら、シャッター速度やISOなどをイメージしていく。

ちなみに御神幸撮影のカメラはメインボディにPENTAX K-5 II s、予備ボディに同K20D。

レンズはいずれもPENTAXの頭脳!スターレンズで、55mmと200mm単焦点。

大きな移動が非常に多いことを考え、近接での機動力を極力抑えるため広角は手放し、中望遠と望遠に専念する。

基本はK-5 II s+200mmだけど、実際現像してみると、K20Dの方が良い絵が撮れていたりする。

この辺りは本当に不思議なところで、デジタルといえどもK10DとK20Dは特別に思い入れのあるボディで相性がいいというよりは、あ、うんの呼吸で撮影できる。

そして、不思議なことにK20Dで撮影するときは迷いがない。(もちろんAFは迷いまくり(笑)

何が撮りたいのか!?ということをK20Dを握ると見えてくる。

もう10年前の機種だけどやはり特別なカメラであるK20D。

しかし、この御神幸の撮影依頼、実はカメラマンとしては最後の仕事にしようと考えていた。

そして最後の仕事は本当に良い仕事ができた。

なぜ良い仕事ができたか!?についてはFacebookでリンクの際記載したいと思う。

この御神幸の撮影を最後にカメラ機材はすべて整理しようと思っている。


さて、だいぶ話がそれました。

その後下見から神道山で一泊し、翌早朝(早朝と言っても僕が起床した5時半には同じ日に宿泊した信者さんたちはすでにご日拝に出かけていた。。。)

6時15分には行列の出発点宗忠神社に到着。

自転車のチェックなどを終え、撮影準備を整えます。

スタートの写真を抑えるべく少し離れたところからスタンバイ。


そして、この祭りのすごいところは本当に街をあげての大祭りだということ。

パトカーや白バイ、警察官も各交差点などに配置され、しかも、警察官は信号機を操作して進行を誘導します。

※↑↑↑車の撮影はナンバーがあるため難しい。。。モザイクというのもカッコ悪いのでずっとナンバーが隠れるショットを狙って待っていた。

何台もの白バイが隊列を囲み先導していきます。

様々な地元の祭りや企画との合併といえども、いち宗教団体の祭りでここまで公共とリンクするのは、いかに黒住教が地元岡山で愛され、地域に根ざした神道であるということが伺えます。

僕も撮影のために、大まかな御神幸の意味を確認しています。

黒住教の教祖人宗忠が天照大神と一体になり、この出発点、宗忠神社に祀られています。

その神様が年に一回、黒住教教祖「黒住宗忠」縁の地後楽園へと、お散歩をする祭り。

なので出発前に神様をこちらの神輿に移す儀式があります。

しかし、その神様移動の様子は全体を白い布で目隠しされ、従事する人でないと様子を伺うことはできません。

神様はこれに乗り、後楽園を往復します。

まさに神のお散歩。

約1kmにも及ぶ隊列は参勤交代を彷彿とさせる豪華絢爛の華やかな行進でした。

後楽園から帰りは地元のブラスバンドも先頭に加わり、より豪華に華やかに進行していきます。

そして、黒住教教主6代目、7代目、8代目を乗せた御車は馬がひきます。

自転車で約1kmの隊列を何往復もし、レンズを状況によって、各ボディとの組み合わせで付け替えながら、撮影。

特に隊列なので、絞りが非常にデリケートに効いてくる。

晴天に恵まれた日だったので、シャッター速度で困ることはなかったが、その分表現できる幅が非常に多く、身体も頭もたくさん使った1日だったが、本当に充実した気持ちのよいイベントでした。


こちらは黒住教6代目教主、黒住宗晴氏。↓↓↓

今年の9月80歳の節目を機に、7代目へと生前継承するとのこと。


リンク

神道:黒住教