単位のはなし

先日Pinocoa Beer のブログで「ビールの容量のおはなし」という記事を書いて、Pinocoa版の記事も書いてみたくなり、書いてみます。我々が音楽制作やその他作品をデジタルで制作する際には基本的には専門用語や単位を使います。

時々ふざけてオリジナル単位で言い合ったりしますが。

順番によく使う単位とか基準を記していきます。


まずは、やはり音の基本〜ヘルツでしょうか。

ヘルツは音の高低を表します。

一秒間に波形の振動が何回繰り返えされるかで決まります。

一秒間にn回振動する場合をnヘルツと呼びます。

例えばオーケストラで今ますがチューニングを出す場合、440ヘルツ〜444ヘルツまでくらいの間で決めます。

すべての音はヘルツで表せます。

356ヘルツ、111ヘルツ、666ヘルツ、すべて存在しています。

例えば、ミツバチに444ヘルツの音を聞かせると、攻撃してくるが、430ヘルツの音を流すと途端に攻撃をやめるという実験もあります。

人間の耳に聞こえるの20ヘルツ〜20000ヘルツまで。

ちなみに出せるヘルツは85ヘルツ〜1100ヘルツまで。(男女合わせてだと思います。)

コウモリはなんと1Kヘルツ〜120Kヘルツ。

120Kヘルツというと、120000ヘルツ。

人間の耳にはもちろん聞こえません〜超音波というやつですね!

ちなみに有名なモスキートトーンという耳年齢を計る方法は、この20ヘルツ〜20000ヘルツまでで調整して計ります。

基準では10~17歳で20000ヘルツということ。

みなさんは上何ヘルツまで聞こえるでしょうか?

※Youtubeで見つけました!


続いて、同じ音に関する単位〜デシベルについて!

単位はdbという書き方をします。

我々の世界ではマスタリングやミックスをする際にこの単位が飛び交います。

「もう3デシくらい下げて」、「もう気持ちデシ上げて」、「ノーマライズは何デシでいきますか?」などなど。

一般生活の中でいうところの音量になるのですが、厳密に言うと単純に音量というわけではないのです。

厳密に言うと音圧レベル(Pa)パスカルの量なのです。

同じ周波数域ヘルツであれば、音Pa値が高いほど大きな音になります。

ただし、異なる周波数域の場合は同じ音Pa値でも音の大きさは違ってきます。

低音がゴーーーーーーとなっているのと、高音でキーーーーーーンとなっているのとではなんとなく高音の方がうるさい!イメージがありませんか?!

先述の一般生活の中でいうところの音量はこれらを考慮してラウドネスと呼ばれます。

これは人間の心理的要素も考慮された、単純に音量!と訳してOK!

マスタリングでも音圧レベルとラウドネスレベルは分けて考えられています。

音の最終チェックの際は必ず音圧とラウドネスチェックが必要になってきます。


上記2種類は音楽関係者なら誰でも常識的に知っている単位で制作現場ではプロデューサーもエンジニアもミュージシャンも作曲家も立ち会いマスタリングでは当然のように会話にでてきます。

音楽家を目指すみなさんも覚えておきましょう〜!


続いては少し録音エンジニアよりの単位〜マッハ!

これは単純に音の速さです。

定義は1気圧、15℃なら約秒速340m。

どこかの記事にも書きましたが、音って以外と遅いんです。

運動会でも100m走になってくると先生の打つ合図のピストルは動作から遅れて聞こえてくるでしょう。

F15戦闘機はマッハ2.5で飛ぶそうです。

ちなみに日本が産んだ国民的ヒーロー鉄腕アトムはマッハ5でしたね!

同じく日本が産んだ国民的ヒーローウルトラマンはマッハ7だそうです。

一秒間で約2kmちょい移動できるまさに超人です。

で、録音エンジニアは音源からの距離と、このマッハを瞬間的に計算して、マイクロフォンの位置や、音の捉え方をイメージしていきます。

複数のマイクロフォンを設置するマルチレックでは、これらの差異をうまく利用し、天然のディレイを作ったりし演出していきます。


続いて、写真や映像編〜DPI

主にフライヤー作成やウェブデザインで使われる単位ですが、最近ではセルフプロデュースのミュージシャンも増えてきて、ミュージシャンでも日常的に使っている単位かもしれません。

dots per inchの略で、1インチの中でいくつのドットが存在するかを表しています。

解像度といったりしますが、例えばフライヤーの地図情報や、宣材写真などもデザイナー同士でやりとりする場合は○○dpi以上でお願いしますと言われたりします。

これはA4に出すのか、壁一面のポスターか、チケットの印刷か、ハガキか!?などなど用途によって様々です。

全く無知なミュージシャンなどは自分が持っている宣材写真を適当にFacebookやLINEなどでやりとりし、自動でDPIが圧縮されていることも気付かずに超低解像度の写真を送ってきたりします。

地図など特にいろんなツールを媒介して、拡張圧縮を繰り返し、A4サイズのフライヤーでもモザイクのようになってしまうこともあります。

一般的に400dip~高画質だと認識されています。

ちなみにPinocoaではデザイナーにフライヤーやジャケットなどの元データは600dpi以上で管理をお願いしています


変わり種〜風速!

ドローンを導入してから気になりだした風速。

風速には平均風速と、瞬間風速があります。

0.25秒ごとに計測される風速を瞬間風速。

10分間に計測するのが平均風速です。

ドローンを飛ばす際は天気アプリを使い、平均風速を見て飛ばします。

日本では一秒間に何メートル進むかの毎秒メートルが使われていて、世界基準ではノットを使うそうです。

ドローンはどれくらいの風速まで飛ばせるのか!?

※Youtubeで実験動画を見つけました。

動画に出ている数字は毎時Kmですね。

結構大丈夫みたいですね!少し安心。


単位のことはもっともっと勉強していろんな単位を自由自在に使いこなせるようになればいろんな業界の人ともお話させてもらえるだろうし、より世界が広がるような気がします。